根を養う

いよいよ12月も最終週。気持ちばかりが急いてしまい、万事空回り。何やってるんだか…。
昨日は全国高校駅伝・男子の部で岡山県の倉敷高校が見事優勝。しかも2時間2分の壁を破っての大会新記録の快挙。おめでとうございます。ちなみに、わが広島県代表の世羅高校は3連覇を逃し、入賞にも手が届きませんでした。さぞ悔しい思いをされたことでしょう。
しかし、順位よりそこに至るまでに積み重ねた汗や涙、さまざまな困難を乗り越えて、ひた向きに練習を続けてきた道程こそ、価値があると私は思います。その雄姿は、見ている私たちを奮い立たせてくれます。そして勇気を与えてくれます。


シドニーオリンピックの女子マラソンの金メダリスト高橋尚子さんが大切にしている言葉。

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。

高校時代の陸上部の顧問の先生から教わった自分を支えてくれた言葉だそうです。厳しい時、しんどい時こそ鍛錬を積めば実となり花となる…。高校生ランナーの姿を見て、いろいろなことを感じました。ありがとうございました!

就労事業ですが、11月下旬から利用者さんの送迎をしています。今朝はなかなかしんどい日で、施設の方も手を焼いておられました。時間通りにはいきませんでしたが、自分から車に乗ることができました。君にとって事業所に行くことが、いまの目標。今日も来てくれて、ありがとうございました。私は気の利いた言葉を掛けては上げられず、楽しい話もできず申し訳ないです。でも片道30分の車中で共有する時間は、私の大切な時間です。まぶし過ぎる朝日を浴びながら、ラジオから流れる音楽を聴きつつ…穏やかで心地よい時間です。また明日迎えに行きます。