11月のメニュー表が完成!

今年も残り2か月余りとなりました。気持ちは焦れども、やり残したことは山のようにあります。弱りました‥。
さて、11月のメニュー表が完成しました。埼玉発「スタカレー」、釧路発「スパカツ」、韓国海苔巻き「サムギョプサルキンパ」など多彩な新作メニューをご用意しました。皆様からのご注文をお待ちしております。
昨夜、ある雑誌を読んでいると、「人間は、困らなければならない。困る人でなければならない」という少し刺激的な言葉が目に留まりました。ここでいう「困る人」とは、決して他人を困らせる人のことではありません。そうではなく、「自分に正直で、自分に嘘が言えない人」のことだというのです。わからないことは「わからない」、困ったことは「困った」と正直に認められる人、それが「困る人」です。
私たちは日々の業務の中で、つい小さな問題や疑問を、器用にやり過ごしたり、自分自身を誤魔化して「まあ、いいか」としてしまうことがあるかもしれません。ですが、この文章は言います。小器用に自分を誤魔化せる人は、その場は切り抜けられても、人間に成長はない、と。「困る」ということ。これは、私たちが生きている証拠であり、成長への第一歩なのです。
困る、悩む、壁に突き当たる。そうしたときに、人間は必ず、それに対応しようと動き出します。すぐに解決できなくても、一旦立ち止まったり、引き下がったりすることも時にはあるでしょう。ですが、引き下がるからこそ、「次こそは前へ出よう」というエネルギーが生まれる。この「運動」こそが、私たちを成長させてくれる一番確かな道だというのです。そして、この「困る」という成長の運動を支える土台は、「誠実さ」です。自分に対して誠実であること。高名な仏教の高僧たちが、皆、誠実に悩み、苦しみを突き抜けてそれぞれの世界を打ち立てたように、私たちもまた、日々の仕事の中で直面する小さな疑問や困難に対して、誠実に向き合い続けることが大切だと思います。


