思いを込め、愛を込めて

昨日の日曜日は、近所の「あおむし公園」で娘の自転車の練習に付き合いました。私に似て、運動は大の苦手で、運動音痴。私から、「手がぐらぐらしているぞ」、「(ペダルを)こぐのを止めるとこけるぞ」、「視線は少し前を見て」と愛の鞭。しかし娘は泣く訳でもなく、怒るでもなく、黙々と練習を続けました。すると、ぎこちないながら自転車に乗ることができたんです❤ 子どもの対応力は本当にすごい。それに引き換え大人になると対応できず、逆にそのことに腹を立てたり、文句や愚痴を言ったり‥わが子の姿を見つつ反省しきりでした。



今日は、利用者様と「焼きさば寿司」、「タコライス」、「ミックスフライ」を作りました。そろそろ4月を迎えます。皆様からのご注文を心よりお待ちしております。
言の葉墨彩画家・ひろはまかずとしさんの話を紹介します―――
私は、子どもの頃から字が下手でした。普段書く字はもちろん、書道も絵も、通知表はいつも1か2でした。中学時代のある日、国語の先生がお休みで、代わりに教頭先生が授業を受け持ってくださったことがありました。教頭先生は「習字をやろう」とおっしゃり、字の嫌いな私が憂鬱な思いを抱いていると、教頭先生は半紙を一人20枚ずつ配り、「横棒の一だけを書きなさい。一に決まりはないから、何も考えずにあなたの一だけをひたすら書きなさい」とおっしゃったのです。私はその時間中に30回くらい頭を撫でられました。文字で褒められたことのない人間が、一という文字を書いただけで褒められた。私にとっては、目から鱗が落ちるような嬉しい体験でした。教頭先生は授業の終わりにこうおっしゃいました。
「文字はすべて、この一の組み合わせなんだよ。だから、素晴らしい一を書ける人間に素晴らしい字が書けないわけがない。書けないのは、格好いい字を書こうとか、見本通りに書こうと思うからで、一本一本思いを込め、愛を込めて書くだけで、自分にしか書けない素晴らしい字が出来上がる。このことは、人間の生活すべてに当てはまることなんだよ」
その教頭先生の言葉がいまの私の創作活動、そして人生を支え続けてくれていると言っても過言ではありません。