為すべきことを成す
先週の中国新聞のくらし欄に80代女性の方の投書が掲載されていました。
『私の子どもの頃は終戦間もなくで、金もなければ、食べもの、着る物もほとんどなかった。今とは大違いだった。母は「金は天下の回り物じゃ。貧乏はしてもええ。しかし、心まで貧しゅうなってはいけない」といつも言っていた‥(略)』
本当にその通りだと思います。私が障害者福祉の事業をはじめたのも、この考え方がルーツです。お金儲けであれば、この事業を選ぶことはなかったでしょう。50歳を過ぎて、この世に生を受けてから今日に至るまでの自分自身の人生を振り返り、残された人生で何を為すべきかをよくよく考えた上で、今の事業をはじめました。お弁当を作っているとき、ある利用者様から「社長、儲かっているでしょう!」と言われたことに、「お金儲けが目的ではない!」と感情的に返答したのも、私の信念の根幹を揺さぶるような発言だったからです(ただこれは私の失態です)。これからも経済的には貧しくとも、心は豊かに「足るを知る」(幸せはいつも自分の心が決める)という生き方をしていきたいと思っています。
スタッフから「Instagramはした方が良いですよ、みんな見てます」と一度ではなく何度も勧められたため、ようやく重い、重い腰を上げて、昨日より取り組むことにしました。YouTubeを見ながら使い方を学んだばかりのド素人ですが、少しずつ慣れていきたいと思います。宜しければ、QRコードでアクセスしてみてください。