ステップ・バイ・ステップ

本日、弁当配達をした際に、ある相談員様から「近くにお住まいの方で見学をお願いしたい」と言葉を掛けていただきました。まだまだ未熟者ではありますが、一日一日実績を重ね、少しずつですが皆様の頭の片隅に置いていただいてるように感じております。お声掛けくださり、ありがとうございました。

利用者さんとの関わり方は試行錯誤の連続です。業務量は多すぎていないか、声掛けは適当であったか、休憩時間は確保できているか…など何が最善なのかを確認しながら進めていかなければなりません。ところが‥

「しばらく休ませます」と利用者Hさんのお母様から連絡がありました。理由は「しんどい」。その「しんどい」の原因について考えてみると、Hさん以外の利用者さんは業務が多くてもコツコツとこなしていく方が多く、知らず知らずのうちにそうした方を基準にした業務をHさんに求めてしまい、負荷をかけ過ぎていました。

基本的な考え方である、その方に合った作業内容、その方に合った作業のスピード、その方に合った作業の量(パーソン・センタード・ワーク)の考えを疎かにしてしまったのです。

何より「しんどい」とHさんが口にすることもありましたが、「頑張ろう」と激励だけでやり過ごしてしまいました。私たちが、立ち止まってHさんの声に耳を傾けなかったことは大いに反省しなければなりません。

一つ一つの事例をみんなで話し合い、同じ轍を踏まないように研鑽していくことが、うららかな風に必要だと思っています。うららかな風は、もっともっとよい事業所になります! Hさん、待っています。

ステップ・バイ・ステップ。