厳しさ不要。それでいいんです。

うららかな風には次のような理念があります。『穏やかで、気負わず、楽しく働く。私たちの「目的」は、売り上げでも、効率性でもありません。「仕事にやりがいを感じること」、「笑顔が絶えない職場であること」』。理念は、うららかな風の大切な大切な想いであり、職員一人一人が絶対に守らなければならない憲法です。

1月までは配達弁当のみを作っておりましたが、2月からは店頭販売がスタートし目に見えて業務量が増えました。特に午前中は時間に追われ息つく暇もない状況となり、スタッフもゆとりがなくなりました。すると、うららかな風の理念から離れて、ピリピリした雰囲気が蔓延します。そして、厳しい言葉も…。納期を守ろうとするスタッフの使命感の表れではあるのですが、私たちの業務を優先するばかりに利用者さんへの厳しい言葉がけや緊張を強いるような言動は、うららかな風の理念に反しています。

なぜ一般就労ではなく、就労継続支援事業所を選ばれたか?


私たちは、利用者さんお一人お一人が置かれている境遇や歩んで来られた背景を十分理解した上で、あたたかく対応していかなければなりません。長い道のりを経てようやく辿り着いた安息の地、それがうららかな風でありたい。傷つけるような言動は絶対にあってはなりません。ですからスタッフにはこう伝えています。

厳しさは不要です。それでいいんです。それがうららかな風のルールです。