11月、相談支援事業所オープン!

昨日お伝えしましたが、本日のスペシャルメニュー「タコライス」ですが、ご注文いただきました60食をみんなで分担しながら効率的に作業を進めることができ、30分足らずで作り終えることができました。みんなの成長は目を見張るものがあります。すばらしいです。それにしても、久しぶりにみんなと一緒に弁当作りはとても楽しく、この上なく幸せに感じました。また一緒に作りましょう!

タコライスを11月のメニューに入れるかの判断ですが、この様に多くの皆様からのご支持をいただきましたので、11月も特別メニューの一つに加えさせていただきます。ご期待ください!

相談支援事業所(特定相談支援)を開設することをみなさんにお伝えしておりましたが、福山市との事前協議が終わり、この度指定申請を届出し受理いただきましたので、11月1日付で認可される予定となりました。

相談支援事業所を開設した背景は―――

相談支援事業所の数が圧倒的に少なく、必要な方へのニーズに応えられておらず、待機を余儀なくされたり、やむを得ずセルフプランで当事業所を利用される方も少なくありません。また相談支援事業所の相談支援専門員が抱えているケースも大変多く、相談したくても連絡がつきにくい、話したくてもなかなか話もできない‥などの声を耳にします。

厚生労働省の資料の引用ですが、計画相談支援進捗率は全国平均98%のうちセルフプラン率17%を占めているそうです。同資料には、 「計画相談支援を提供する体制が十分に整っていないことから、市町村から利用者に対してセルフプランの作成が促されている場合がある。」と記されていました。続けて、厚生労働省の事務連絡「市町村は安易なセルフプランへの誘導は厳に慎むものとし、計画相談支援の体制整備に努めることを促している。」と記述されていました。

福山市は人口46万人を抱える中核都市ですが、相談支援事業所の数が41事業者というのは十分とは到底言えない状況です。少ない理由の一つとして、適切な報酬とはいえず事業として成立しないという経営判断もありますし、相談支援専門員という職種の認知度が極めて低く、圧倒的にマンパワーが不足、結果的に相談支援員の給与が高く、人件費をまかないきれない状況にもつながっています。

就労継続支援B型「うららかな風」の利用者様19名のうち10名がセルフプランを余儀なくされています。やはり相談支援事業所を持たない方は、俯瞰的な立場での意見や専門的なアドバイス、他の事業所や医療機関、行政機関との連携など必要な援助が受けられない状況にあります。利用者様にとって有益であり、必要な役割を持つ事業所を整備することは、障がい者福祉を担う事業者として看過できず、開設することを決意しました。

相談事やお困りごとがございましたら、まずは「相談支援事業所うららかな風(tel.084-999-9115)」へお気軽にお問い合わせください。