相談支援事業所開設に向けて一歩前進
7月生まれの利用者さんの誕生日会を行いました。チャレンジウィークの生徒さんたちにも参加してもらい、みんなで「誕生日の歌」を大合唱。今後の目標を聞かせてもらうと、「これからもみんなと一緒に働きたい!」と優等生の答え。こんなに嬉しい言葉が聞けるなんて‥涙腺が崩壊です。休みたくなることもあるでしょう、他の事業所に行きたくなることもあるでしょう。離れていても、どんな時でも、ワンチーム! うららかな風は、いつでも帰れる場所、みんなが待ってくれている場所だからね。
さて、相談支援事業所の開設の準備をしておりましたが、肝心の相談支援員の採用がなかなか決まりませんでした。この度、待望の相談支援員の採用が決まり、はれて福山市に開設に向けての協議書を提出しました。当初は7月の開業を目指していましたが、これから協議に入りますので、早くても11月の開設となります。
なぜ相談支援事業所を開設するのか―――
うららかな風(就労継続支援B型)の利用者様15名のうち相談支援事業所を持つ方はたった7名。残りの8名はセルフプランです。セルフプランは、希望する生活を実現するために必要となるサービス計画を、利用者、家族、支援者が作成します。相談支援事業所を持たない方は、俯瞰的な立場での意見や専門的なアドバイス、他の事業所や医療機関、行政機関との連携など必要な援助が受けられない状況にあります。相談支援事所の数が圧倒的に少なく、特に水呑町に隣接する田尻町や鞆町には一か所もありません。必要とする事業所を整備し、地域福祉のお役に立つサービスを提供することが、私たちうららかな風の果たすべき役割であると考えました。