盛付センス抜群!チャレンジウィーク始まる

今日から3日間、向丘中学校2年生3名のチャレンジウィークがスタートしました。先週の事前訪問ではしんどさを感じたのか、うららかな風の建物になかなか入ることができませんでしたが、今日は少し早めに到着され、定刻の9時には皆さんそろってオリエンテーションを開始することができました。オリエンテーションでは、それぞれのチャレンジウィークにおける目標を聞かせてもらいました。

「与えられた仕事をがんばる」

「職場体験で色々知りたい」

「生き方を学びたい 力をみにつけたい」

目的を持って職場体験にのぞむ姿勢は、とてもすばらしいです。いまどきの中学生はすごいですね。「ど・おっさん」の私ですが、40年前には中学生でした。はい。当時のことを振り返ると、仕事のこと何て考えたこともない田舎者でのんきな少年であったと思います(比較するとお恥ずかしい限り)。

午前中は盛付業務をお願いしたのですが、ご飯をよそったり、ミニトマトとパセリを添えたりしてもらいました。最初は大丈夫かな、と心配しておりましたが全くの杞憂でした。すぐに慣れて上手になっていくんです。びっくりです。しかも盛付のセンスも抜群なんです!

生徒さんの世話係をお願いした利用者さんからも―――

「すぐにでも飲食店でバイトができますよ」

と声が上がりました。もちろん中学生ですのでバイトはできませんが、それほど上手に盛付をしてくれたという証。盛付だけでなく弁当配達にも同行してもらいましたが、うららかな風の中では大人し過ぎるほど大人しかった生徒さんが、夏休みのこと、中学校のことなど楽しそうに話をしてくれたんです。しかも話が止まらないんです。何だか私の方も楽しくなりました。そして幸せな気分になりました。

一日目の体験が終わり、感想を聞くと小さな声で「仕事、楽しかった」の言葉。感無量です。残り2日間。もっと色々なことにチャレンジしてもらおうと思います。この体験を通して一つでも皆さんの人生にお役にたてること(学び)があれば、これほどうれしいことはありません。