救うことができない幼い命、破滅に向かう世界

先週のブログに書きましたが、半年ぶりに利用再開となった利用者様が、本日予定通り復帰されました。「いつ来てくれるの?」と待ちわびた利用者様からも、そしてスタッフからも、「よく戻って来てくれたね(涙)」と歓喜の声。しばらくは午前の利用ですが、心も体も少しずつ整えていってください。くれぐれも焦らず、マイペースで大丈夫ですから!

11月とは思えないほど暖かい日が続いております。異常な気温は地球からの忠告のように感じます。しかし地球人である私たちは、自分たちのことを優先し、その忠告に耳を貸そうとしません。そればかりか人間は愚かすぎます。終息の見えないウクライナ戦争、そしてパレスチナでも紛争が激化、世界を分断させてしまう火種になろうとしています。第三次世界大戦に拡大し核戦争がはじまれば地球は間違いなく破滅してしまいます。国のリーダーたちは、自国を最優先に考えることは当然ではあるのですが、自国を超えたもっと大きな視点を持ち、理性的な判断、そして意思決定することを願うばかりです。そして、何より幼い子どもやお年寄りが戦禍の犠牲になる現状を、全世界が一丸となって食い止める努力をしなければなりません。遠い国の話で日本には関係ない‥。そうでしょうか。イスラエルに対して煮え切らない(イスラエル寄りの)態度をとる米国。同盟国の米国に苦言を呈するのも、同盟国である日本の役割だと思いませんか!

過去にも書きましたが聖路加国際病院の故・日野原重明先生がこどもたちに語った「いのちの授業」の中での言葉を紹介します。

「命はなぜ目に見えないか。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい」

ぜひこの言葉から何か感じて欲しいと思います。