完売御礼、焼きサバ寿司!
一日中お天道様が私たちを照らしてくれました。今日はとても気持ちの良い、爽やかな一日でしたね。ラジオの受け売りですが、4月の広島県は30日のうち18日が雨だったそうです。つまり2日以上は雨だったということです。聞いただけでもカビが生えてきそうで嫌気がします。明日から大型連休後半がスタートします。天気も良さそうですし、行楽に出かけるにはベストシーズンです。どうか安全運転で、心も身体もリフレッシュしてください。
今日はたくさんの焼きサバ寿司のご注文を頂戴しました。料理長から献立に焼きサバ寿司を加えたいとの提案があった時は、正直なところご注文を頂けるのか半信半疑ではありましたが、過去ベーグルの販売をはじめる時も私の読みとは反対に多くのお客様から支持いただいた経験もあり、口を挟みませんでした(挟むつもりもありませんでしたが‥)。
案の定、私の読みははずれ、大変ご好評をいただきました(口を挟まなくて良かった‥)。5月の焼きサバ寿司の販売は本日が最終日でしたが、「買いたかった‥」、「次はいつ販売しますか‥」とのお声をたくさん頂戴しましたので、6月にも必ずメニューに加えたいと思っておりますので、まだ召し上がられていない方はぜひともご賞味ください。
長期入院のため、今日が入院前の最終利用日だった利用者様がおられました。かつてうららかな風を卒業され、一般就労に挑戦されましたが、再度うららかな風へ復帰することを希望してくださった方。心の不調を整えるためにしばらく入院加療されることになりました。寂しい‥。うららかな風が居心地の良い場所と感じてくれているだろうか、退院する時に再び利用しようと思える存在になっただろうか。ご利用者の皆様には、「駆け込み寺」、「最後の砦」、「安息の地」、「止まり木」のような場所であることを事ある毎に伝えてきました。うららかな風が必要だと感じたら、いつでも声を掛けてください。私たちはいつでもこの場所でお待ちしております。
「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などの人気作で知られ、世界中の多くのクリエイターに影響を与えた漫画家の鳥山明さん、3月1日に亡くなりました。68歳という若さでした。私は幼少期からあまり漫画を読むことはありませんでしたが、兄が買っていたDr.スランプをもらい読みして、ケラケラ笑いながら読んだ思い出があります。
Dr.スランプの「天使たちの笑い」のひとコマを紹介します―――。
神様が地球を見て、『このようにうつくしい星はめったにあるものではない この世から 消し去るのはおしい気もするが… ちいさな星のなかに国などというものをつくり わがままに自分かってなことばかりしておるようなバカがおってはのう‥』と話をするのです。
ちいさな国をつくり、狭い範囲だけの考え方に凝り固まっている愚かな人間‥鳥山明さんが神様に託した憂いは、いつの時代でも紛争や戦争が絶えない世界、弱者が貧困や飢餓で苦しむ世界を憂いた怒りの言葉のようにも感じます。漫画に国境などない。それを知っていた鳥山さんだからこそ、世界の多くの国々で普遍的に愛される作品を生み出すことができたのだと私は思います。