今こそワンチーム!

うららかな風の開業以来、弁当作りの”いろは”からご指導いただいた料理長が退職することになり、今週から新しい調理責任者に交代しました。昨年10月中旬から11月の開業までの2週間という超短期間で弁当部門を整えていただきオープンにこぎつけ、その後はお客様から高くご評価を頂戴しているお弁当作りに、如何なくその腕を奮っていただきました。これからも続くうららかな風の歴史にあっても、とても大きな功績を残されたと思っています。冷凍やチルド商品は使わず、手作りこだわった健康的な弁当は、福山の弁当業界に一石を投じたと思っています。ありがとうございました。

大きな、大きな存在であった料理長がいなくなることは、大変な損失です。しかし、これからもうららかな風の弁当作りは続きます。たくさんのお客様が、私たちの弁当を楽しみに待っておられます。料理長のご恩に報いるためにも、弁当作りの灯を消すことがないよう今まで以上に「ワンチーム!」、みんなが一つになって福山一おいしいお弁当作りに取り組んでいきたいと思っています。

さて、今日の朝礼で次のような話をしましたので紹介します。

明治44年に生まれ、105歳で亡くなられた聖路加国際病院の元理事長の日野原重明さん。若いころ日野原さんが小学生たちに向けた「命の授業」で、こんな話をされたそうです。

「命はなぜ目に見えないか。それは命とは君たちが持っている時間だからなんだよ。死んでしまったら自分で使える時間もなくなってしまう。どうか一度しかない自分の時間、命をどのように使うかしっかり考えながら生きていってほしい。さらに言えば、その命を今度は自分以外の何かのために使うことを学んでほしい」。

大切なことを教えてくれる言葉です。少しだけでも、世のため、人のために自分の時間を分けてあげてください。