人のふり見て 我がふり直せ

今日お弁当の配達にお邪魔した際、怖い顔で話しかけられました。てっきりクレームをおっしゃられると思ったのですが、「この前の野菜ゴロゴログラタン、とても美味しかったです」と一転笑顔で伝えてくださいました。この言葉だけで、ご飯3杯は食べれます。ありがとうございました。

日本を、いや世界を代表する超大企業であっても、お客様対応が優れているとは限りません。いや大企業だからこそ、臨機応変な対応ができず、杓子定規な対応に終始し、火に油を注ぐこともあります。

うららかな風の開設直前に、利用者さんの環境音楽用のCDデッキを購入しました。決して高額なものではありませんが、開業したばかりの企業にとっては、たとえ安価な商品であっても痛い出費。それでも必要なものであると考え、信頼してそのメーカーのものを選びました。ところが2か月あまりで故障。CDを聞くことができなくなりました。もちろん保証期間中ですので修理を依頼。数日後、修理金額がSMSで届いたのですが、何と購入金額と同額。しかもどこが故障していたのか記載はなし。不審に思い、保証期間のはずだが…と電話したところ、保証書の購入日を私が手書きしていており、それは無効だそうだ。取扱説明書の裏面にある保証書は誰が書くんでしょうか?購入者じゃないということなのですか?窓口の方といくら話してもらちが明かないため、上席の方に代わって欲しいと伝えたのですが、「代わらないことになっている」と一点張り。本社に問い合わせるので電話番号を教えて欲しいと伝えたのですが、5分経っても教えてくれない…なぜなのでしょうか?故障したら、自分の運の悪さを嘆くしかないのでしょうか?

それにしても、上司の役割は前線で戦っている部下が苦しんでいる時は、代わって対応するのが仕事であると私は思います。「責任を取らない日本人、責任を遠ざける企業」は嘆かわしいです。そんな人にはならないように、そんな会社にしないように…これは自分への戒めです。