50%の壁を乗り越えよう!

いつもお弁当を注文いただく保命酒製造メーカーの職員様が店頭にお越しになりました。「この前食べたのり弁当、やばいくらいうまかった」と感想をいただきました。ありがとうございます。のり弁当はリーズナブルで、ボリューム満点、味も太鼓判の逸品です。まだ召し上がられていない方は、一度ご賞味ください。

中小企業家同友会のバリアフリー委員会の勉強会がありました。バリアフリー委員会は障がい者等雇用を促していくために定期的に開催され、その普及に取り組んでいます。国は会社の規模(従業員数)に応じて雇用すべき障がい者の人数(法定雇用率)を割り当てております。基準を守ることが出来なければ、国に給付金を支払わなければなりません。かなり大きなペナルティが課されます。かつては大企業が対象でしたが、基準が拡大され中小企業も対象になりました。

国の施策もありますが、規模の大小に因らず企業は自社のためだけでなく、社会貢献に取り組む責任を負っております。障がい者雇用もその一つ。しかし障がい者の法定雇用率の遵守率は50%。しかも50%の大半は中小企業が占めており、取り組みが遅れております。自転車操業で事業の存亡をかけて奔走している会社はそれどころではないのも身に染みて理解しております。それでも中小企業のトップの皆さんは、夜遅くまで勉強会に参加し前向きに取り組もうとされています。本当に頭が下がるばかりです。

うららかな風は障がい者雇用を行う企業に人材を送り出す立場です。一般就労を希望する彼らを受け入れてくださる企業が増えていくことはありがたいと思っております。今後益々すそ野が広がっていくことを心より期待しています。