核戦争を回避できるのか

　この先の土曜日までは朝は冷えこみますが、日中は晴れて気温も高くなる予報です。本格的な春の到来になるに違いありません！

　今日、ご来店されたお客様から「鞆に配達をお願いできますか？」とご質問を頂戴しました。鞆には何軒かお客様がいらっしゃり、毎日お弁当をお届けしており、「喜んで配達させていただきます」とお伝えしたところ、早速、来週からの注文表が届きました。ありがとうございます。昨日のブログにも書きましたが、本日も新規様のご注文を頂く機会を頂きました。今回もまずはお試しでのご利用になりますが、数ある弁当屋の中からうららかな風に機会を頂いたことは大変光栄に思っております。みんなのエプロンに刻んでいる「一個入魂」の精神で、おいしいお弁当をお届けします。

　４月の献立表ですが、完成に向けて最終段階となりました。いつもメニューを考える時は、皆さんの期待に添うものになっただろうか、この内容で注文をいただけるのか、もっと良いメニューにできなかったか…と疑心暗鬼になります。皆様からこれが食べたい！これをメニューに入れて欲しい！というお声を頂ければ、積極的に取り入れたいと考えております。店頭にお越しの際にスタッフにお声掛けいただくなり、配達させていただいているお客様には箸袋にメモ書きいただいても構いません。皆様からの貴重なご意見をお待ちしております。

　１３日明朝のロイター通信によると、プーチン大統領は、『ロシアは戦闘態勢にあり核戦争への準備も万端に整っている』と述べるとともに、『米国がウクライナに派兵すれば紛争は大幅にエスカレートする』と警告しました。過去にも人類滅亡までの時間を示す「終末時計」について触れましたが、残された時間は９０秒。「ウクライナでの戦争の危険性が高まっている」と警告しており、「終末時計は真夜中まで９０秒という、これまでで最も世界的な破局に近い位置にある」と指摘しています。

　発した言葉が現実になる―――そう言霊。プーチン大統領はいまは核兵器を使う気持ちはないのかもしれませんが、こうして言葉に出していると、その言葉どおりの結果を招いてしまうことがあります。理性あるリーダーであるならば、そのような言葉を安易に使用することは許されません。ロシア国民が正気を取り戻し、平和裏にウクライナ戦争が終結に向かうことを願うばかりです。

　ウクライナの国旗のデザインは、上半分が青、下半分は黄色です。ウクライナは麦などの世界有数の穀倉地帯を抱えています。青空の下にどこまでも広がる一面の麦畑は、ウクライナを象徴する風景です。リーダーたちの誤った選択により、これ以上の理不尽な不幸を強いられることがないこと、残忍で凄惨な無差別兵器が使用されることがないことを、世界中の人々が声を上げ訴えなければならない正念場を迎えています。