前途洋々、振り返らず前へ!
福山市の水不足は依然として解消されていないようです。既に行われている工業・農業用水の取水制限だけでなく、このまま雨が降らなければ生活用水の制限も近いうちに実施されるは確実です。私たちが思っているより深刻な状況です。決して他人事ではありません。節水に努めましょう。
2月からの就職が決まっている利用者様の最終利用日。昨年5月に利用開始して8か月余り、支援計画の目標に掲げていた「一般就労」を有言実行しました。利用開始当初より、欠席、遅刻や早退もなく、勤怠状況は申し分ありませんでした。弁当作りにおいても高い技術力があります。温厚な人柄は他の利用者様からも慕われ、仕事のみならず私生活での悩みごとなども彼に相談する人もいました。そんな頼りにしていた存在を失うことは、うららかな風にとっても痛手ですし、大きな損失です。みんなにとっても心にぽっかり穴が開いたような寂しさを感じているに違いありません。でも彼はまだまだ若い、そして切り拓く力を備えています。だから背中を押すのです。押さなければならないのです。
終業前に行った彼の送別会でこう語ってくれました。
「うららかな風に来る前は人生を悲観していた。絶望だけでした。こちらに来させていただき、本当に救われた思いがしました。そして、前を向くことができました。色々なことを教えてくださり、心から感謝しています。」
(みんな)涙、涙、涙・・・
私からはつんくの詩の一文を贈ります。
「無理かもと思ったらそれ以上は進めない。方法は無限大、可能性は永遠の海。うららかな風で学ぶべきことは、もうありません。これからは自分の力で、自分の未来を切り拓くんです!苦しいときは、みんなの顔を思い出してください。いつまでも応援しています。あなたの未来は前途洋々です。」