他に善かれかし…に救われて
あっという間に、今週も終わりました。先週も書きましたが、月日が過ぎて行くのが何と早いことか。では何を為すことができただろうか…それは、否。何ひとつ。毎週、毎週、同じ轍を踏み、後悔ばかりの日々。落ち込みます。そんな時は心の師である稲盛和夫さんの言葉に触れたくなります。
人生を振り返り、一番大事にしてきたことは何ですか―――
「一つは、どんな環境にあろうとも真面目に一所懸命生きること……ただ一つだけ自分を褒めるとすれば、どんな逆境であろうと不平不満を言わず、慢心をせず、いま目の前に与えられた仕事、それが些細な仕事であっても、全身全霊を打ち込んで、真剣に一所懸命努力を続けたことです。それともう一つは、やはり利他の心、皆を幸せにしてあげたいということを強く自分に意識して、それを心の中に描いて生きていくこと。いくら知性を駆使し、策を弄しても、自分だけよければいいという低次元の思いがベースにあるのなら、神様の助けはおろか、周囲の協力も得られず、様々な障害に遭遇し、挫折してしまうでしょう。“他に善かれかし”と願う邪心のない美しい思いにこそ、周囲はもとより神様も味方し、成功へと導かれるのです」
凡事徹底と長い歳月の掛け算の上に導かれた稲盛さんのひと言ひと言は神々しく、私の心に響き伝わり、ほとばしるほど熱いエネルギーを私たちに与えてくれます。私が稲盛さんの境地にまで達することは不可能ですが、こうした稲盛さんの言葉を我が行いとして生きていきたいと改めて感じました。
よし、元気が出ました!