今日という時間はとても尊い!
福山市立向丘中学校チャレンジウィークで2名の生徒さんが職場体験に来てくれています。外部からの風が、利用者様にとって良い刺激となり、前向きな思いになって欲しいと願っています。
『ワンチーム&ワンハート』
夏季休業前から体調不良で休んでいた職員さんが復帰されました!いるべき人がそこにいてくれることは、仕事はもちろん、メンタルがとても安定します。 朝礼でも話しましたが、「日常が急に途切れることがあります。突然、一緒にいた人たちと離れ離れになることがあります。だからこそ、うららかな風の仲間と共有する今日という時間はとても尊いものなのです」
9月のご注文を承っております。お早目のご注文をお待ちしております。店頭販売では、電話での「取り置きサービス」を行っております。折角ご来店いただいたにも関わらず、売り切れてしまいご迷惑をお掛けすることがあります。ぜひ電話予約にて取り置きサービスをご利用くださいませ。
『日航機事故から39年~上を向いて歩こう』
テレビ番組「笑点」のメンバーだった落語家の桂歌丸さんらは1985年8月12日夕、翌日の阿波踊りに参加するため、羽田発徳島行きの飛行機を待っていました。その飛行機が天候次第という条件付きの運航でした。そのため大阪行きの便に変更し、神戸から船で移動する案が出たそうです。しかし林家こん平さんが「ゆっくり行こう。きっと大丈夫」と提案。事故に遭った123便ではなく、予定通り徳島行きの飛行機に乗ることになりました。
逆に、歌手の坂本九さんは普段利用する全日空の予約がとれず、笑点メンバーが乗ろうとした飛行機を利用。数時間後、この機体は群馬県の山中に墜落しました。そう、520人の犠牲を出した日航機墜落事故です。人の運命は分からないものです。笑点メンバーも生かされた意味を否が応でも考えたはずです。
程度の差はあれ、偶然による運命の分かれ道を経験した人は少なからずおられるでしょう。坂本さんは幼少時、鉄道事故に巻き込まれながら助かった経験を持っていました。生き永らえたおかげで、「上を向いて歩こう」や「明日があるさ」のヒット曲が生まれたのです。そして、不慮の死を遂げた坂本さんの無念を忘れたくないからこそ多くの歌い手がカバーし、今も口ずさまれるのだと思います。
毎年のことですが、8月は鎮魂の月と感じます。悲しいことがあっても『上を向いて歩こう』。永六輔さんによる歌詞を思い出しながら今を生きる喜び、生きる使命を改めて考えさせてくれます。