不幸な事件がなくなりますように
週末から雪もちらつくほど寒い日が続いていますね。7時前に送迎を出発するときの気温は2℃でしたが、芦田川を北上し駅家に到着することきには0℃でした。わずかですが内陸に進むだけで気温差があるんですね。
今日は1月の献立表を持って、福山市内にお弁当の営業に行きました。はじめて行くところもあれば、開業以来毎月のようにお伺いするところもあります。毎月訪問させていただいていると、また来たな‥と怪訝そうな顔をされるところもありますし、先方様から歩み寄って笑顔でお迎えしてくださるところもあるなど様々です。今日とてもうれしく感じたのは、女性職員様から「はじめて、いもグラタン注文しましたよ!」と笑顔で話しかけてくださったんです。私からの返答は「びっくりするほど、おいしいグラタンをお持ちしますね」。光成チーフの腕にかかれば、間違いなくおいしいグラタンに仕上がります。期待しておいてください。
今年も子どもへの悲惨な虐待事件が数多く報道されました。何をおいても親は子を守り育てていく責任があります。そんなことは分かっているという声が聞こえてきます。でも分かっているのに、激しい言葉で怒鳴る、手が出る、足が出る―――。
暴言、暴力はエスカレートしていきます。しかも家という逃げ場のない密室で‥。
母親から虐待を受けた少年が書いた詩を紹介します。いままさに子育てに疲れ、苦悩するお父さん、お母さんがおられたら、ぜひこの詩を読んでください。一人でも、二人でも、我が子に向けた拳をおろすことができればと願うばかりです。
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「僕の声を聞いて」
おかあさん
ぶってもけってもかまわないから
僕を嫌いにならないで。
おかあさん
おねがいだから僕の目をちゃんと見て。
おかあさん
おまえを生まなければよかったなんていわないで
僕は今ちゃんと生きているんだから。
おかあさん
優しくなくてもいいから、僕に触って。
おかあさん
赤ちゃんの時抱いてくれたように抱いて。
おかあさん
僕の話にうなずいてくれないかなあ。
つらい、悲しい、もうダメ、
お母さんの言葉って、それしかないの。
おかあさん
赤い爪魔女みたい、ゴム手袋のお台所、
お部屋のあちこちにある化粧品、
僕の家のお母さんのにおい、
僕の入れない世界で満ちている。
おかあさん
お母さんの匂いが欲しい、優しい懐かしいにおいが。
おかあさん
お願いだから手をつなごう、僕より先に歩いて行かないで。
おかあさん
笑わなくなったね、僕一日何度おかあさんが笑うか
ノートにつけているの